こんな風に悩んでしまった経験はありませんか?
例えば、
- 早く馴染んで仕事をこなすことができない
- 会社のルールがわからなくて仕事が進められない
- みんなは雑談しているのになかなか入れない
など感じたことがある方もいるのではないでしょうか?
僕自身も2020年に転職したのですが、コロナによって歓迎会など交流を深めるイベントは行われませんでした。
実際にどのように職場に馴染んでいけばいいのかと悩んだ時期もあります。
がんちゃん
この記事では職場に早く馴染むために、僕が実際に取った行動について紹介したいと思います。
もくじ
転職先の職場に馴染めないのは普通?
転職後の職場で馴染めないと感じている方は多くいます。
がんちゃん
大手転職エージェントの調査結果では6割もの転職経験者が「職場に馴染めなくて会社を辞めたい」と感じたことがあるようです。
参照元:株式会社リクルート
6割の中の多くの方は「上司、同僚との人間関係」と回答しており、その数はなんと7割以上を占めています。
もちろんその他にも
- 仕事の進め方
- 社風
- 労働時間などの働き方>
- その他
と併せて回答している方々もいます。
しかし、辞めたいという気持ちは3か月くらいまでには解消された方が半数となっているのも事実です。
がんちゃん
転職先の職場に馴染めない人の特徴
僕が前職場で転職してきたものの職場に馴染めていないなと感じた方の特徴を3つ紹介します。
- わからないことを聞いてこない
- 職場の人とコミュニケーションを取らない
- 笑顔が足りない
わからないことを聞いてこない
新しい職場、新しい仕事は、前職とは異なる仕事の進め方をする場合が大半かと思います。
わからない部分があれば新人の頃に何事も先輩に確認していたように、どんどん質問をしていく必要があります。
ただ確認するだけでなく、
- 社会人経験者として事前のマニュアルの有無の確認
- 教えてもらっている時のメモを取る
今後の自分の為だけでなく、相手もメモを取ってもらっていることで気持ちよく教えやすくなります。
がんちゃん
職場の人とコミュニケーションを取らない
転職は新入社員と違い、同時に入社する同僚がいないケースが多いかと思います。
見ず知らずの人がいる組織へ1人で入っていくのは、そうそう簡単なことではないと思います。
ですがそこで、会話することもないからと休憩時間も仕事をしていると話しかけづらく感じてしまうものです。
これでは、まじめに仕事をする印象は付きますが職場に馴染む為には逆効果にもなりえます。
がんちゃん
笑顔が足りない
その人が作る表情の違いによって話しかけやすさも変わってきます。
- とびっきりの笑顔までとは行かなくても表情がやわらかい人
- 常に眉間にしわが寄っていて表情が険しい人
一般的には上記の人の方が話しかけやすいですよね。
僕は仕事内容等の確認をする際に、まず第一に質問ができるタイミングなのかどうか相手の顔色を確認します。
ある程度の関係性が出来上がっていれば険しい顔をしていても「今は忙しそうだ」等の印象に留まりますよね。
それがまだ関係性が出来上がっていない相手だとやはり「つまらなそう」「楽しくなさそう」など、相手に対してマイナスの印象が出来上がってしまいます。
がんちゃん
転職先の職場に慣れるまでにしたこと6つ
転職からの入社した人には、「良い結果を残してほしい」「新しい風を吹かせてほしい」など様々な期待を持たれます。
自分のスキルを活かすためにも、早く会社に馴染めると良いですね。
そこで会社に馴染み、期待に応えるべく知見を活かす場を設けてもらえるように、僕自身が取ってきた行動を紹介します。
- 笑顔を絶やさない
- 挨拶を積極的にする
- 職場の人との雑談を大切にする
- 仕事をできるだけ早く覚える
- わからないことはすぐに質問する
- 会社や部署独自のルールを把握する
笑顔を絶やさない
先にも上げましたが「笑顔」は、人間関係を構築するうえで重要な要素だと僕は思っています。
今の世の中マスク着用が絶対となっていますが、目だけ見えている状態でも笑顔なのかどうなのかは伝わるはずです。
挨拶を積極的にする
出社退勤時の挨拶は大切です。
がんちゃん
入社したばかりの時はまずは顔を覚えてもらおうと、出勤時に会社に入ってから自席に付くまで退勤時の会社から出るまでに、すれ違う人達には欠かさずに挨拶をしてきました。
職場の人との雑談を大切にする
職場の人から雑談で話しかけられた時は、一気に関係性を築くチャンスです。
僕は相手の話を聴くだけの一方通行の会話にならないように、僕自身の趣味や最近よくしていることを織り交ぜて会話をしていました。
がんちゃん
わからないことはすぐに質問する
僕が入社したときにはたまたま会社の基幹システムが変わったタイミングでした。
- 各業務の進め方が、がらりと変わった
- わからないことについて調べる方法もわからない
こんな状況で結構大変だった記憶があります。
また僕が転職した会社は、新人教育や業務作業についてのマニュアルがありませんでした。
自分1人で確認できるマニュアルがなかったので、わからなければとにかく質問をするしかない状態でした。
とはいえ、職場の人たちも忙しそうにしている中で、こと細かに教えてもらえるようにお願いするのも気が引けますよね。
それでも自分の業務が滞ってしまったことによるしわ寄せを出してしまう方が、良くないと思いとにかく質問し続けました。
がんちゃん
会社や部署独自のルールを把握する
会社や部署独自のルールを把握することで、自部署だけでなく他部署の人とのつながりを作れます。
がんちゃん
各部署のパワーバランスや業務内容の線引きは、会社ごとでそれぞれ違いますよね。
僕の場合は前職よりも業務範囲が小さくなり、最初はどこまで関与するのか戸惑いがありました。
そこで前職でのスキルを用い、他部署のテリトリーを侵害し迷惑とならないギリギリで業務をサポートすることにしています。
がんちゃん
配属先の部署の雰囲気がよかったのもありましたが、人見知りな僕でも早々に職場に馴染み、一戦力として日々業務に勤められるようになりました。
転職先の職場にどうしても馴染めないときの対処法
上記のような行動や自分で思いつく職場に慣れるための工夫をしてきたけれど、「どうしても馴染めない」「仕事が辛い」と感じる方への対処法を紹介します。
その前にすべて自分が悪いから馴染めないと考えることはしないようにしましょう。
がんちゃん
- 部署異動の願いを提出する
- 趣味や私生活を充実させる
- 無理に職場に馴染もうとしない
- 転職は最終手段!
部署異動の願いを提出する
職場に馴染めず仕事も支障がでる場合、まずは上長へ事情を話してみましょう。
- 入社後の人事部
- 自部署の管理職
との面談等が用意されている場合もあります。
がんちゃん
直に相談するのが難しい場合は、組合などを通すのもよいと思います。
趣味や私生活を充実させる
私生活を見直してみるのも会話のネタなどが増えて、職場の人との会話の頻度や質があがると思います。
- サイクリング
- 釣り
- 旅行
など外出する趣味には気分もリフレッシュできますし、健康状態への効果も期待できると思います。
仕事のために私生活までを一気に見直すのではなく、無理がない範囲で自分が好きなことを趣味にしていくといいと思います。
無理に職場に馴染もうとしない
そもそも馴染むことによって、自分の仕事の質が上がるのか考えてみましょう。
社会人の基礎と言われている「報・連・相」が出来ていれば、ある程度の業務はだんだんとこなせていけるようになると思います。
「馴染む」ことについて一旦考え直し、自分ができる業務をまずは増やしていくのはどうでしょうか。
成果物がしっかりと出てくれば職場の人から認められる機会も増えるはずです。
がんちゃん
転職は最終手段!
「何をやっても職場に馴染めない!」とお悩みの方は再度、転職に挑戦するのも選択肢のひとつです。
転職してきて早々の退職に抵抗があるかもしれません。
しかし僕の短い社会人経験の中でも、転職してきた方が「もっとやりたい職種に決まった」と言って数ヶ月で退職していった方を何度か見ています。
がんちゃん
もっとやりたい仕事を探し続ける姿勢も、尊敬します。
ただし「前職場で馴染めなかったから」という退職理由は、転職活動には使うことはお勧めではありません。
職場に馴染めないプレッシャーから、最悪のケースも考えられます。
自分を守るために行動していきましょう。
転職先で馴染めないのは時間が解決してくれる
転職してすぐの職場に馴染めないのは少数派ではありません。
新しい職場で人間関係を構築するには、時間が解決してくれる部分もあります。
統計データにも3ヶ月目から関係性の向上が見られたとの結果もありました。
ただ時間が経過するのを待つだけでなく、自分ができる無理のない努力をしていけると良いですね。
がんちゃん