転職に関しての悩みで「給料」と「人間関係」はつきものだと思います。
「安い給料の会社」で我慢するのと「人間関係が良好な居心地のいい会社」のどちらを取るべきかの悩みは転職活動において大きな悩みです。
人間関係や給料の価値観は人それぞれですので断言は出来ません。
僕は職場での人間関係が良好で転職活動が中途半端になり転職活動の挫折を繰り返しました
しかし、転職し最終的には人間関係の良い新しい職場に就くことができました。
ここでは、現職場にてあなたがどちらを優先させるのかの判断に少しでも役立つように、僕からアドバイスしていきます。
ぜひ、参考になればと思います!
もくじ
「安い給料の居心地のいい職場」。メリットとデメリットについて
転職活動において給料か居心地かで悩んでいるあなたにとって「安い給料の居心地のよい会社」のメリットとデメリットをはっきりとさせましょう。
場合によっては転職せず仕事の工夫や部署移動で給料に明るい兆しが見えるかもしれません。
逆に、どうやっても給料が上がらないケースもあるかと思います。
あなたの職場にあてはめることで悩みを解決し、決断することができるようにしましょう。
それでは行きましょう。
安い給料の居心地のいい職場のメリット
メリットとしては以下があげられます。
給料が安くても生活ができるレベルであるならば居心地のいい職場はそれだけで仕事が楽しく感じられます。
人間関係が良好であるとチームで協力する、助け合う意識があり大きな仕事へのやる気が変わります。
職種にもよりますが仕事に好循環が生まれます。
パワハラ、セクハラ、などの「〜ハラスメント」が発生しにくいと言えます。
ぎすぎすした職場と比べ仕事上での精神的配慮が減ることで精神的負担を減らすことができます。
これは、職場に行けない、仕事が手につかないなどの心の病を防ぐことが可能といえます。
わいわいがやがやとした打ち合わせが行われたりと気楽に発言することがしやすいです。
個々人の意見を尊重する傾向にあると思います。
とっさに思い付いたアイデアや自分の考えを発言してもよっぽど外れていなければ聞き入れられます。
また、発言する機会も増え「自分もこのチームの一員だ」と気持ち的にも一体感を感じることができます。
相談ができる職場とできない職場ではストレスも大きく変わってきます。
それだけでなく業務環境の改善要望などの相談もしやすいです。
- 業務が多く手におえない
- 経験がないので進め方がわからない
- 社内の人脈を紹介してほしい
- 残業が多く私生活に支障をきたしている
仲が余程良ければ私生活の悩みなどの相談を同じ悩みを経験した人に相談することもできます。
安い給料の居心地のいい職場のデメリット
仕事をする上で相手との関係性は重要です。
しかし、良好な関係性を優先するあまり意見を言うことによる揉め事を極端に嫌う傾向があります。
メリットとして「意見が言いやすい」と言いましたがこれは身内に限った話で他部署などが関わると話が変わります。
これにより、自分の範疇ではない仕事がいきなり降ってくる可能性もあるのではないでしょうか
反抗的ではない人が優位になり自分の考えをもって行動する人が淘汰される。
もちろん、サラリーマンであるからには上司の指示に従うのはもちろんです。
その上司がルールを逸脱していたり「己の勘」だけで業務を進める人である場合は話が別ですが。
もちろん「郷に従えば郷に従え」という言葉があるように独自ルールがあり全てが規則通りにやるのが正しいとは言い切れません。
派閥と言ったら大げさかもしれませんがいくら業務ができて成績を残そうが評価につながらないことがあります。
原因として挙げられるのは「グループに属していない」かもしれません。
仲がいい人が評価され、仲が良くないと評価されない。
営業職など売り上げの数字で成果を示せる業種とは別に設計職などは成果が見えづらいことから昇給、昇格の機会に恵まれず給料が上がらない原因かもしれません。
先にもあげたように昇給、昇格の機会に恵まれない可能性があります。
グループに属さないこと以外にも原因は考えられます。
全体の仲が良すぎて年齢や社歴を考え立場を優先した評価になりがちです。
俗にいう「年功序列」ですね。
「わが社は年功序列を廃止する!」と言いつつもやっていることは一緒ですよね。
そもそも居心地がいいのに転職したいのはなぜ?
メリット、デメリットはわかったけどまだ踏ん切りがつかない
では、居心地のいい職場なのに転職したい、またはしてみたいと「転職」を考えた理由を考えてみましょう。
これをはっきりさせることはのちのち転職活動に必要となる「転職理由」の参考になります。
- 給料に先が見えない
- 会社の未来が不安
- 会社の方針が不安
- 一斉に退職者が出た
- 評価に偏りがあって納得がいかない
- 業務内容に納得がいかない
- 仕事が楽しくない
など、
「居心地がいい」だけではとどまることに意味を見いだせない理由が何かしらあるはずです。
ここで注意したいのは会社の方針や業績は転職動機にはなりますが「転職理由」にはなりにくいこと。
退職理由の大前提として「他責にしない」があります。
面接する会社も「この人はうちに入社してもまた会社を理由に退職しかねない」とマイナスなイメージを受けます。
ハラスメント以外で「絶対に自分は悪くない」と自信がある以外は転職理由として出すのは控えた方がいいでしょう。
どうしても使いたい場合は「自分から改善しようと努力したがダメだった」など自ら行動したのを前面に出しながらやんわりというのがいいかと思います。
まとめと体験談
さて、ながながとなりましたがあなたの職場はいかがでしょうか。
今すぐやめた方がいいとは行きませんがここにたどり着いたあなたは「転職」が頭にちらついている方たちかと思います。
自分の職場を客観的に観察しご指針のキャリアパスを考えてみてはいかがでしょうか。
ここで私の体験談にはなりますが滅多にない他の会社について知ってもらえたらと思います。
- 残業ありきの生活
- 勘で突き進む上司
- 上がらない評価
- 昇格していく少人数に所属する同期
- 度重なる退職者
- 事前説明の無い人事評価の改悪
これだけを聞くと他責に聞こえてしまうかもしれませんがそれぞれに対して面談する機会を僕から上司に設けてもらい改善に向けて行動をしてきましたが2年ほど経過したところで僕が折れました。
心の病にはなりませんでしたが無理だなと思いました。
一番つらかったのは子供が生まれたのに深夜までの残業が続き家族仲がぎくしゃくした時でしたね。あれは、辛かった。
僕はこれだけ残業してるんだとマウントを取るつもりはありません。
残業に関してはどちらかと言うとホワイト企業ではあったかと思います。
あなたの職場はどうですか?