英語ができると転職活動は有利になる?TOEIC何点だと有利?

英語ができると転職に有利?




転職活動をすこしでも有利に進めたい。書類選考の通過率を少しでも高めたい。

転職希望者

面接でのアピールポイントを増やしたい。応募できる求人の数を増やしたい。

転職希望者

転職活動は自分という商品の売り込みです。

どれだけその商品を手に取って見てもらえるようにするのか、買ってもらえるようにするのかが成功のカギだと思っています。

「職務経歴」、「資格」で自分を武装し、「コミュニケーションスキル」で他の転職者と戦うのが僕の中の「転職活動」です。

その「転職活動」において「資格」という武器のひとつとして、僕の転職活動の体験も交えて「英語」について紹介していきます。

がんちゃん

参考になれば幸いです。
【この記事がおすすめな方】
  • 転職をしたい人
  • >転職のためにスキルアップしたい人
  • 転職に英語は有利なのか知りたい人




英語ができると転職活動で有利になるの?データから見る英語の必要性

データ

転職者側から見た場合と企業側から見た場合での調査結果があります。それぞれ見ていきましょう。

転職者側から見た英語

外資系転職エージェント「ロバート・ウォルターズ」が行った調査によると、グローバル人材の96%が、「英語は転職に有利」だと回答しています。

アンケート調査に回答を寄せた275人の会社員のうち、96%が「英語力が備わっていると転職に有利だと思うか」という質問に対し、「有利だと思う」と答えました。さらにネイティブレベル、流暢レベル、ビジネスレベル、会話レベルの英語レベル別に見ると会話レベルの回答者では「有利だと思う」の割合が91%だったのに対し、英語力に比例してこの割合が増え、ネイティブレベルでは全員が「有利だと思う」と回答しました。年齢別でも25~34歳の回答者で91%、55~64歳の回答者で100%と回答に大きな年齢差は見られませんでした。業種別では大差こそ見られなかったものの、IT分野で働く回答者のうち全員が「有利だと思う」と回答しました。業種・年齢に隔てなくほぼ全員が英語力が転職を有利に進める上でも役立つと考えていることが分かりました。

参照元:ロバート・ウォルターズ・ジャパン

外資系、日系グローバル企業へ転職した会社員での調査結果ですので、英語は転職に有利になると捉えてよいのではないでしょうか。

企業側から見た英語

次に英語力を人材の採用要件としているのかの調査結果があるので見ていきましょう。


参照元:上場企業における英語活用実態調査 2013年

TOEICを運営する一般社団法人国際ビジネスコミュニケーション協会の「上場企業における英語活用実態調査 2013年」全228社の調査対象企業のうち中途採用社員の採用時にTOEICの点数を参考にしている割合は69.3%もあります。

がんちゃん

このことから多くの企業がTOEICの点数を人材採用の参考にしていることがわかります。

結局のところTOEICは何点を取得していれば有利になるの?

テスト

がんちゃん

前項でTOEICの点数を人材採用の参考にしている企業の多さはわかりましたね。

次にくる疑問はこれでしょう。

じゃあ、TOEICを何点取れば転職活動を有利に進められるの?

転職希望者

この疑問についてデータを元に解説していきます。

解説をするうえで外資系、日系企業と条件を分けていきます。

外資系企業ではTOEICの点数はそこまで重要視されない

結論からいうと、外資系への転職でTOEICの点数は、そこまで有利にならない可能性が高いです。

外資系ではそもそもTOEICを英語力の参考としていない場合が多い傾向にあります。

がんちゃん

僕も求人票を確認してみましたが、必須項目にTOEICの点数を載せていないのを多く見ました。

外資系企業でTOEICの点数がそれほど重要視されていないのは、日本では英語力の測定にTOEICが普及している一方で海外ではそうでもないからです。

外資系企業が英語力を持った人材を採用する際には、TOEICで高い点数を取れる英語力ではなく実務、コミュニケーションを英語で行う能力があるのかを重視しています。

TOEICの最低点数が求人票に記載されていない=英語力が必要ないというわけでないので、ご注意ください。

そのため外資系企業の採用面接では、英語面接が用意されている企業もあります。

がんちゃん

外資系企業を目指すのであれば英語でのコミュニケーション能力を身につけると良いでしょう。

日系企業では710点から有利になる

日系企業では業界や職種にもよりますが、TOEIC710点から転職で有利に働きます。

企業が求めるTOEICの点数は、下記の調査にて結果が出ています。

転職TOEIC
参照元:上場企業における英語活用実態調査 2013年

一般社団法人国際ビジネスコミュニケーション協会の「上場企業における英語活用実態調査 2013年」において企業からの入社時期待スコア(中途採用者)の平均が710点でした。

調査が行われたのが2013年と数年前であることから、グローバル化がより進んだ2022年時点では求められているTOEICの点数も上がってきているのが予想されます。




【体験談】転職活動において英語はアピールポイントになったか?

面接

ここまでは英語力が転職に有利になるのかをデータを元に解説をしてきました。

ここからは僕の転職活動での体験談の話をしたいと思います。

がんちゃん

お時間がありましたら読んでいってみてください。

役に立つかはわかりませんが、面接時にTOEICの点数を出した時のやり取りを紹介します。

応募先の企業によっては英語力が役に立たない

まず最初に紹介したいのは、僕の転職活動での体験談で、初めて書類選考が通り面接にこぎつけたときの話です。

しつこくならないように英語力で自己アピールした所までは順調でした。しかし、そこで面接官より一言。

メイン顧客が国内なので英語はそこまで重要視していないんですよね

面接担当者

これは、僕の事前調査不足によるものであることも認識しています。

ただここまではっきりと言われるとは思ってもいませんでしたので少しだけショックでした。

英語力がきっかけで面接が有利になったケース

逆に面接時に役に立った話もありました。

英語が得意とありますがTOEICを受けたことはありますか?

面接官A

がんちゃん

はい。TOEICを最後に受けたときは870点でした。
すごいですね!弊社の海外赴任の要件を既に満たしていますよ。

面接官B

ちなみに日常会話もしくは業務的会話はできますか?

面接官A

がんちゃん

はい。現職でも外国人労働者の通訳補佐や、プレゼンテーションを行ってきました。
もう英語についてはいうことなしですね。

面接官A

がんちゃん

業界用語についてはまだまだ学ぶ必要がありますのでこれからもTOEICだけでなく勉強していく必要があると思っています。

ってな感じで点数を出しただけで会話が弾みました。

丁度、海外ともテレビ会議でつながっていて画面越しに「こっちの人員として欲しいくらいだよ」とほめてもらったのを覚えています。

英語ができるできないに関わらず、面接時のキャッチボールを行う上でもいい会話のネタになるのではないでしょうか。

【まとめ】英語力は転職の武器になる

さて最後になりますが結論です。

日系企業向けにアピールポイントを増やしたいと思った方は、英語を身につけると良いと僕は思います。

やみくもに英語を勉強するのではなく、TOEICで高得点を取るのを目標にするのでまずはいいと思います。

  • 独学で勉強するもよし
  • 英会話スクールに通うもよし
  • サブスクで勉強するもよし

ご自身の環境や状況に合わせて、最適な勉強方法を選びましょう!

がんちゃん

本ブログでも社会人におすすめの英語学習方法を紹介していきますね。




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